破魔弓飾り(はまゆみかざり)
破魔弓とは読んで字のごとく、魔除け、お子様の厄払いのお守りです。
弓には邪気をはらい、悪霊を退散させる力あるものという意味と、人智を超えた占いの用具としての意味合いがあり、神社などでは平安のころから、魔除け神事の破魔弓神事や、年占い神事に用いられていました。
「はま」は弓矢で射る的、もしくは射的の競技を意味する語で、のちに「破魔」の字をあて、魔を射る矢と解されるようになりました。
鎌倉時代ごろより、これらの神事が一般の人々に広まり、現在のように飾られるようになったといわれています。
江戸時代になると破魔弓は、飾り物、縁起物としてお正月飾りの代名詞となりました。
また、同じようなものに神社の破魔矢や、棟上げの際屋根に立てる破魔矢があり、これらはいずれも弓矢の持つ霊の力を信じることから生まれた習慣です。
10月末から12月いっぱいまで、お正月飾りが所狭しと店内を埋め尽くしています。
大きなサイズ30号サイズから、コンパクトタイプ、壁掛け式のものまで、いろいろとお選びいただけます。
破魔弓の高級品と言えば、ケースには本黒檀、紫檀、鉄刀木、花梨などの銘木、矢羽根には白鷹などの天然羽根を厳選した商品です。
最近人気があるところでは、本竹の破魔弓飾りがあります。
全体的に明るい色合いですので、洋室にもよく合いますし、お床に置かれても明るくて引き立ちます。
いろいろと多数取り揃えております。