コマ飾り(こまかざり) 

 独楽は、奈良時代に寺や神社の縁日の余興として催されていたものが、次第に子どもの遊びになったものです。

その名の由来は、中国の唐から朝鮮半島の高麗(「こま」とも読む)を経て伝わったからだと言われています。

 

 こま飾りは親戚の方から送られるお正月飾りです。
独楽は、安定し長く回り続けることから縁起の良いものとされ、お正月飾りの一つとなっています。

 

 

 

 

 

まり飾り(まりかざり)

 まり飾りは、その名の示す通り「まり(毬)」をガラスケースに収めたお正月の飾り物です。羽子板飾りと同様に、女の子の初正月の魔除け・厄除けとして用いられて来ました。

「お子様が、まりのように丸く円満な人生を送ることができるように」や「家の中を丸く収める」などの願いが込められています。